第22回 関西早期大腸癌勉強会がありました。
今回は大阪市立大学消化器内科、北摂総合病院内科より症例呈示がありました。さらに初めて開業医の先生よりの発表もありました。 この会は早期大腸癌の内視鏡診断について症例を通じて、みんなで勉強する若手を中心とした会で、もう丸5年になります。なかなかマニアックな会で出席される先生も30名そこそこと小規模な会ですが、拡大内視鏡など最先端の話題でいつも熱いディスカッションになります。
第22回 関西早期大腸癌勉強会がありました。
今回は大阪市立大学消化器内科、北摂総合病院内科より症例呈示がありました。さらに初めて開業医の先生よりの発表もありました。 この会は早期大腸癌の内視鏡診断について症例を通じて、みんなで勉強する若手を中心とした会で、もう丸5年になります。なかなかマニアックな会で出席される先生も30名そこそこと小規模な会ですが、拡大内視鏡など最先端の話題でいつも熱いディスカッションになります。

この日曜日、クリニック近辺の高齢者を対象に講演会を行いました。
これは毎年恒例で地域の高齢者(70歳以上、約80名)の方にお集まりいただき、健康教室(私の話)、民謡教室、昼食会を地域のボランティアの方々が中心となり行ってきました。今年で15年になりますが、私は開業した4年前からお手伝いしており、今年で5回目となります。
今回は生活習慣病や骨粗鬆症について40分程度話してきました。医師や看護学生、パラメディカルに話すのと違い、どういった内容で、どんな風に話せば興味を示していただけるか考え、いつも苦労していますが、またそれも勉強にもなります。過去には胃腸の話として、ピロリ菌と胃炎・胃がん、逆流性食道炎の話などもしてきました。
昨日、第28回の尼崎消化器疾患談話会が行われました。
県立尼崎病院消化器科の先生を中心に10年前に発足され、消化器専門の開業医や一般病院の先生方と一緒に、年3回行われています。症例検討や特別講演が中心です。開業して間もなく、私も世話人に入れていただき、会の企画などに携わっています。
今回は兵庫医大 内科 下部消化管科の樋田信幸先生をお招きし、『機能性消化管障害』についてご講演いただきました。聞き慣れない病名ですが、機能性胃腸症、過敏性腸症候群などと概念的には同じで、内視鏡検査などで明らかな異常がないのに胃腸症状を訴える病気の総称です。これといった特効薬もなく、治療に難渋することも少なくありません。生活環境や排便習慣など細かな問診を行う必要があります。心療内科や神経科を受診される方もおられます。私がご講演の司会を担当しましたが、大変わかりやすく疾患の概念から診断、治療にいたるまでお話しいただきました。会場は開業医から病院の先生と幅広い年齢層の方々に多数お集まりいただき、質疑応答も活発で好評のうちに終了いたしました。樋田先生、お忙しいところ本当に有り難うございました。
昨日、第10回の消化器病を語る会(阪神消化器病診連携の会)が尼崎市内で行われました。
この会は近畿中央病院消化器内科の林先生を中心に発足され、阪神間の基幹病院(近畿中央、関西労災、県立尼崎病院など)の外科、内科の先生方と開業医の連携を深めるために年2回催されてきました。
今回は大阪厚生年金病院 内視鏡センター部長の道田知樹先生をお招きし、“早期胃癌に対するESD”についてご講演いただきました。ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)とは、最先端の内視鏡治療手技で、本来外科手術とされてきた大きな胃癌でも早期のものであれば内視鏡で切除可能です。道田先生は関西に初めてこの手技を導入された内視鏡医です。技術的なことを含めて大変有意義なご講演を賜りました。
ご講演の前に、私も当クリニックで見つかり、病院にご紹介した内視鏡治療例について発表しました。開業してこの4年間に50例の癌を胃・大腸内視鏡で発見しましたが、痛感しているのは患者さまに最善の治療法を選んでいただくための情報提供と紹介先病院とのコミュニケーションの大切さです。今回の発表では病院と開業医の連携をとることがいかに重要かを訴えました。
残念ながらこの研究会は、10回という節目にあたり、ひとまず休会となりますが、今後も阪神間の病院と開業医がよりよく連携していくために、このような交流の場を何らかの形で継続していきたいと考えています。
10/18に大腸内視鏡挿入法セミナーの最終回が行われました。
今回で最終回となった内視鏡挿入法セミナー。1回目と比べ、受講生である先生方の上達ぶりが手に取るようにわかり、教える立場としても充実感がありました。時間的に余裕があったため、実際的な技術のディスカッションも充分できました。大腸モデルでの挿入時間もセミナー前と後では、ほぼ全員が1/2~2/3に短縮されていました。少人数での企画でしたが、大腸内視鏡医の育成が一人でも多くの患者さまに楽に検査を受けていただくためには不可欠なことであり、こういったセミナーは継続していく必要があると実感しました。
関西圏では、次に和歌山で企画される予定ですが、好評につき大阪・兵庫でも再度催されると思います。
現在ではほぼ全例の方に鼻からの内視鏡を行っています。
鎮静剤を使わずに行う場合が多いですが、不安の強い方、胃カメラが初めての方には経鼻でも鎮静剤を使用しています。
鎮静剤を使用する場合でも、口からの内視鏡より少量ですみますし、呼吸状態も安定しスムーズに検査することができます。
嘔吐反射(えづき)の強い方に対して、口からの内視鏡で多量の鎮静剤を使用すると、呼吸抑制といって血液中の酸素濃度が著明に低下することがあり危険です。
経鼻内視鏡検査は患者さまの評判も大変良く、
“次回も鼻からお願いします”とのお答えが大半です。
詳しくは当院ホームページをご覧下さい。
大腸内視鏡の挿入には熟練した技術が必要です。
上図左端・真ん中のように内視鏡を無理矢理押し込んで、
腸管を伸ばしながら挿入すると強い痛みを伴います。
上図右端のように腸管にできるだけ空気を入れず、
腸管をたたみ込むようにまっすぐ内視鏡を挿入すると、
ほとんど痛みを感じることなく検査することができます。
これは挿入技術の基本で、簡単なようですが、
習熟するのにかなりの時間を要します。
鎮静剤を多量に使用した場合には、上図左端・真ん中のような挿入をしても、さほど痛みは感じないかもしれませんが、未熟な技術の内視鏡医が無理に腸管を伸ばして挿入した場合、穿孔する(腸に穴があく)こともあり危険です。
当院でも患者さまにリラックスしていただくために軽い鎮静剤を使用していますが、痛みのない挿入法による安全な大腸内視鏡検査を常に心がけています。
昨晩は先月に引き続きの夜間診当直でした。
今回も比較的忙しく、仮性クループ2名と喘息発作1名(いずれも幼児)、原因不明の中学生の腹痛、膀胱炎、蕁麻疹、上気道炎などなど、やはり小児の患者さんがほとんどでした。クループは結構重篤感があり、1名は二次搬送となりました。今年は今回の当直で終わりです。
今月すでに市内ではインフルエンザ(たぶんB型)が1名発生しています。その後はないようですが、例年にない早さです。
例年どおり、今年も10月15日よりワクチンの接種が全国的に開始されます。最近は毎年のように新型インフルエンザの危険性が指摘されています。皆さまにもお早めのワクチン接種をお勧めいたします。
現在、60才以上の世代では約80%前後の方の胃にピロリ菌が存在すると言われています。ピロリ菌は慢性胃炎のみならず、胃がんの原因とも考えられています。
しかしながら、ピロリ菌の除菌治療は胃十二指腸潰瘍の方以外は現状の制度では保険診療の適応外です。
当院では下記料金にてピロリ菌の除菌治療を行っています。
感染診断:5,300円(尿素呼気試験)
検査薬を内服していただきます。
その前後の呼気を採取いたします(小さな紙袋を膨らませるだけです。)
除菌治療:5,900円
酸分泌抑制剤1錠+抗生剤1錠+抗生剤3カプセルを朝夕食後に2回内服します(合計で1日10錠)。これを毎日1週間続けます。
(副作用としては、まれに軟便,下痢,味覚異常,肝機能異常などをきたすことがあります。)
治療効果判定:5,300円
内服終了4週間後、もう一度尿素呼気試験を行います。(合計16,500円)
ご希望の方は遠慮なくご相談下さい。
料金は、
1 ~ 5 歳 2,000円
6 ~12 歳 2,500円
13 ~64 歳 3,000円
65 歳以上 1,000円 です。